code.orgの小学校向けカリキュラム
code.orgは、小学校向け、中学校向け、高校向けにComputer Scienceのカリキュラムを開発している。
小学校向けのカリキュラムには、4コースで合計80時間分の授業プランが用意されている。Code Studioと呼ばれるブロックプログラミング環境を使う課題が約6割、アンプラグドと呼ばれるコンピュータを使わない授業が約4割含まれている。全体をとおして、以下のような基本的な概念を身につけることを目標としており、授業の中で与えられる課題をとおして、それらの概念を身につけたり理解度を確認することができる。
- ループ
- 条件分岐
- 関数と引数
- 変数
- イベント駆動
このように、code.orgの小学校向けのカリキュラムは、基礎的なプログラミングで必要になる概念を理解することだけに注力している。この点でイギリスのSwitched on Computingの内容との違いは明らかで、プログラミング以外の要素をバランスよく織り交ぜているSwitched on Computingの特徴を再認識できる。